カジノホテル

マクタン・レジャーシティー・カジノ・フィリピン(予定正式名称:ラプラプ・レジャー・マクタン)

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セブ島のすぐ隣にあり、美しいビーチが人気のマクタン島。

そのマクタン島のビーチ沿いに、首都マニラを除くと、フィリピン国内初となるIR(統合型リゾート施設)の建設が予定されています。

現代階では、このIRの最終的な名称は決まっていませんが、「ラプラプ・レジャー・マクタン」が有力候補のようです。

IR(統合型リゾート)とは、カジノだけではなく、ホテルやシアター、ミュージアム、コンベンションセンターといった施設を一つの区域内に備えたリゾートのことを表しています。

(リゾート全体図)

 

マクタン島に建設予定のIRは、フィリピンの農業関連企業「カラタ・コーポレーション」が、アメリカの投資企業「シノー・アメリカ」・マカオのカジノ企業「マカオ・リソーシズ」と提携して開発する予定となっています。

IRの敷地面積は約14ヘクタール、総事業費は1400億円以上といわれている壮大なプロジェクトが計画されており、敷地内にはホテル3軒・カジノ・娯楽施設・ショッピングモール・会議施設・ヨットクラブ・スカイダイビング施設などが建設される見通しです。

併設されるホテルは、東南アジア地区では初となる、「7つ星」になる予定。

また、このプロジェクトには日本の大手パチンコ機器メーカー、ユニバーサル・エンターテイメントも参加予定となっています。

 

 

こちらのIRには、フィリピン娯楽賭博公社が運営するカジノが併設される予定となっており、カジノの着工は2019年、リゾートの開業は2020年を目指しているとのことです。

 

 

美しい白砂浜のビーチが魅力のマクタン島

マクタン島のビーチは、その美しい白砂浜からも人気が高く、ダイビングをはじめとしたマリン・スポーツもとても盛んです。

マクタン島東海岸のビーチ沿いには、高級リゾートホテルが立ち並んでいることもあり、「セブ島に行くならここへ行きたい!」と多くの旅行客が憧れる地でもあります。

 

日本からセブ島への直行便が離発着しているのは、マクタン島にある「マクタン・セブ国際空港」であることから、日本人観光客からの人気も高いリゾート地です。

(マクタン島とセブ島は、2本の橋で繋がっているので、アクセスも良好です)

 

 

マクタン島の英雄ラプ=ラプと世界的探検家マゼラン

 

ラプ=ラプ像 (写真はwikipediaより引用)

 

観光名所でもある「ラプ=ラプ像」は、16世紀のマクタン島領主「Lapu-Lapu」であるとされており、現在もその名前がついた街があるほど、マクタン島の英雄として有名な人物です。

世界一周を史上初めて成し遂げたことで知られる、ポルトガル人探検家マゼランがマクタン島に上陸した際、島民を無理矢理キリスト教に改宗させようとしたことから、領主であったラプ=ラプとの間で戦闘が起きてしまいました。

最終的に、この闘いではラプ=ラプが勝利しマゼランはこの地で戦死した、という歴史的な背景が根付いている島です。

そのような経緯から、ラプ=ラプはマクタン島を語る上では欠かせない英雄となっていきました。

 

※現在は、「ラプ=ラプ像」の隣には、かつての敵だった「マゼラン記念碑」が並んで建てられています。

 

その他、マクタン島は、優れたアコースティック・ギターやウクレレの生産地として世界的に有名である、という意外な一面も持っています。

 

美しい白砂浜が続くビーチリゾート地としての一面と、西洋と東南アジアの歴史的背景が色濃く残っているという、不思議な魅力を持つマクタン島。

 

そんなマクタン島に新しく出来る、統合型リゾート「マクタン・レジャーシティー・カジノ・フィリピン」(ラプラプ・レジャー・マクタン)のオープンが今から待ち遠しいですね!