基礎知識

フィリピンカジノでのディーラーへのチップについて《チップ額の目安と渡し方》

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日本人にはなじみのないチップを渡す習慣ですが、フイリピンはアジア圏ではあるものの、アメリカやスペインの植民地であったという歴史的背景もあり、チップ文化が浸透している国です。

欧米ほど厳格ではないものの、宿泊先のホテルではベルボーイ・ハウスキーパー・ウェイトレスなどに、タクシーを利用した場合はドライバーに、といった具合に、サービスを受けた際には渡すように心がけましょう。

チップの目安としては、たとえばホテルの場合は、ベルボーイで50ペソ、ハウスキーパーには100ペソ程度が一般的となっています。(※ただし泊まるホテルのランクによっては、適宜、上乗せして渡したほうがスマートです)

渡すチップの通貨としては、フィリピンペソの他にUSドルもチップとして広く利用されています。

特に通貨に規定があるわけではありませんが、受け取った側が両替する手間を考えると、メジャーな通貨のほうがよいでしょう。

※金額にもよりますが、チップはできるだけ紙幣で渡すのがマナーとされています。

 

 

上記で挙げたようなシチュエーションでのチップは、主に観光客側のエチケットとして浸透していることですが、カジノの中では、観光客・ローカル関係なくチップを渡す習慣が根付いています。

カジノでは、ディーラーや世話をしてくれた従業員にチップを渡すのがマナーとされており、ディーラーに渡すチップ金額の目安としては、賭けた金額の1~2%前後が一般的です。

カジノ文化に慣れていない日本人にとっては、なかなかスマートに渡すタイミングがつかみずらいかもしれませんが、

「渡さなければならない」「渡すべきもの」と硬く考えるより、「楽しく遊ばせてくれてありがとう」というスタンスで気軽に渡すのがベストといえるでしょう。

ディーラーへのチップの渡し方は、特に決められているわけでありませんが、ゲームが終わって席を離れる前に、さりげなくテーブルの上に置いていくという方が多いようです。

利用するカジノのスタイルによりますが、ディーラーへのチップは現金紙幣で残す方法のほかにも、カジノチップで残すという方法をとることも可能です。

この際にも、ディーラへのチップ・現金の手渡しは厳禁とされているので、特に気をつけるようにしてください。

フィリピンカジノのディーラーや従業員は、その国民性もあって、親切でフレンドリーな方がほとんどです。

カジノでお世話になった方たちにチップを渡すことは、厳格にルールとして決まっているわけではありませんが、エチケットと感謝の気持ちを込めて、スマートに渡すように心がけたいですね。